ものの価値について
こんばんは!のぶしんです。
今日は本屋さんに行きました。本を読むのは苦手なのですが本は好きです。それこそ漫画から小説、実用書までなんでも読みます(想像するような読書家ではありません)。
一目惚れしてしまって、普段使う言葉の言い回しに関する本を買いました。
「すみません」を多用する方が日本では溢れています。私もよく使います。人によっては崩して「すいません」と扱う方もいます。
このよく使う「すみません」を「恐れ入ります」に代えるとどうでしょうか?
拙い表現になりますが、いい感じではありませんか?
このいい感じをまとめた本を購入いたしました。読み続けて面白いものはブログに取り上げていけたらと思います。
この本は1400円程度で購入いたしました。
高いなあと思いつつ手に取ったのですが、この高いなあという感覚について掘り下げられたらなと思います。
前置きが長くなりましたが、今回はものの価値についてお話します。
ものの価値について、基本的にはお金を定規にすることが多いです。
まずはお金について触れていきます。
お金の役割は3つあるのですが、皆さんはご存知でしょうか?
はい。答え合わせをしましょう。
1つ目は交換手段
2つ目は価値の保存
3つ目は価値の尺度
です。
1つ目の交換手段について、元々は物々交換が主流でした。これは周知の事実だと思います。
しかし物々交換だと細かく物をやりとりすることができません。また、お互いがお互いに欲しいものを持っていなければ交換自体が成立しません。
2つ目の価値の保存について、お金のない時代にあなたは漁師だとします。お魚というのは鮮度が存在します。お魚をそのまま持っていると、腐ってしまって食べることができなくなりますよね。
ここでお金がある世界で漁師だとしたら、お魚をお金に代えることができます。お金には鮮度がありません。お金は長期的に保存することが可能です。
3つ目は価値の尺度です。これが今回のお話しに繋がります。
先に挙げたお魚など目に見えるものは、なんとなく価値がわかります。しかし、目に見えないものの価値を見定めるのが難しいです。
サービスはお金以外に価値を表すことができないように思います。例えば、コンビニなどの接客や主婦の家事などが当たります。家事をすることでお金は増えませんが、労働をしていますよね。主婦の方が価値のないことをしているとは到底思えません。
ここでお金を使って表すことができます。
価値の尺度としてお金はとても貴重な指標になります。
話を戻します。価値について、お金で表すことについてはご理解くださったと思います。ここからは原価についてお話しします。
原価とは私の中で2つのイメージがあります。
1つはそのものの材料費
2つはそのものの値から利益を引いたもの
前者の材料費だと捉えてる方は危ないです。
無意識の間に人を否定しているかもしれません。
本を例えに挙げます。あくまで私の想像の範疇ですので全く正確な数字でありません。
買値1400円
消費税100円
材料費500円
原価(購入時の消費税含む)が600円だと
1400-600=800になり、ぼったくられてるように感じます。
後者のような考え方をしてみましょう。
買値1400円
消費税100円
材料費500円
小売店等利益240円
出版社利益560円(印税56円、印刷・編集費168円、管理費112円含む)
なんだか利益が出ていないような感じがしてきますね。
ここでの値段は想像に過ぎませんが、イメージとしては外れてないと思います。
こう考えると1400円なんて高いから安くしろ!なんて言えません。
安く買えることに大きな価値があります。
しかし買う側に価値があるだけで、売る側には安く売ることだけには価値がありません。
安いことをブランド化すれば価値がありますが、売る側には高く売れることに越した事はないのです。
話は変わりますが、人に嫌な思いさせてもいいのはいくらからですか?
私はコンビニの店員を経験したことがありますが、お客様から10円もしないことで怒られたことがあります。また、私のミスでなくても怒られたこともあります。
私はお釣りが多少足りなくとも怒ったりはしませんし、店員さんに非があっても嫌な思いはさせません。小銭の小さい額には、人に嫌なさせる価値がないと思っているからです。また、札が足りなくても怒ったりはしません。指摘はもちろんします。そんなことは人に嫌な思いをさせる価値がないと考えております。
ものの価値は金銭感覚にある程度依存します。
ものの価値を、正しく見定めるためにも正しい金銭感覚が必要かなと思います。
金銭感覚についてお話ししたかったのですが、長くなったのでここで終わりにします。